ガーデニング

ミツバチがやってきた

5月25日

5月12日「なぜ!? ボリジに誰も来ない!」で、せっかくボリジが開花してもやってくるのはヒラタアブばかり・・・という記事を書きました。

そして25日、とうとうミツバチが来ました!
つやつやしたお腹に、もふもふした胸まわり。なんて可愛いんでしょう。
お腹が黄色いのでセイヨウミツバチですね。

今まで素通りしていたのに、ようやくボリジがたくさん蜜を出す花だということに気づいたのでしょうか。
うちの近所でボリジを植えている家はおそらくないだろうから、蝶も蜂もボリジに遭遇した経験はないはず。知らない花は素通りしてしまうものなんですね。実に興味深い。
ボリジの三角形をした「しべ」につかまり、三角錐の形状に添ってクルクル回る動きがとても可愛いです。

今回初めて気づいたのですが、ヒラタアブや他の黒っぽい小さい蜂などに比べてミツバチは警戒心が強いようです。私がボリジの前に座ってカメラを構えていると、すぐ目の前の中にはほとんどやってきません。
それでいて、整理のため切り取った枝を持って歩き始めたら、手に持ったボリジの花の蜜を吸いに止まってきました。
まるで「あ、それちょっと待って!」と言っているかのよう。警戒心が強いのか弱いのか、よくわかりません。

↑羽根の一部が少し破けています。一生懸命働いてきた証拠なんでしょうね。
働き蜂の寿命はわずか1ヶ月だそう。
一方、栄養価の高いローヤルゼリーで育った女王蜂は3年~5年も生きるのだとか。
働き蜂の一生ははかない。せっせと蜜を集めている健気な姿に心打たれます。

モンシロチョウもやってくるようになりました。これは5月23日の写真。

5月29日

猛暑でしたが、今日も同じ子がやってきてくれました。なぜ同じとわかるかというと、羽根の欠け具合が昨日の子と同じだから。
働き蜂の寿命はわずか1ヶ月だというから、この子と会えるのもあと2~3週間というところだろうか(この時はまだ働きバチは寿命の1ヶ月間、蜜を集めてまわるものだと思っていました。理由については「ミツバチを看取る」を参照して下さい)。
あと何日、この子に会えるのかしら。
この子はどこかの庭の片隅で孤独に死を迎えるのだろう。巣の仲間に(きょうだいか?)「あの子、帰ってこないわねぇ」と思い出されることもなく、独り寂しく短い一生を終える。
あの子が死んだら代わりの子が来てくれるのかしら。ちゃんと申し送りしておいてくれるかな。
・・・なんて思いながらボリジの蜜を一生懸命集めているこの子を見ていると無性に愛おしくなると同時に、もう働くのをやめて気楽に生きなよ、なんて思ってしまいます。
あるいは革命家的な言い方をするならば、「女王蜂だけローヤルゼリーを独占するのはおかしい。みんなで平等に分けあってみんなで長生きしよう!」と権力者に抵抗してみるとか。
働き蜂が一斉蜂起したら女王は困るだろうなぁ。とか、もういろんなことを考えながらこの子をひたすら眺めているのは至福のひとときでした。

 

できることなら最後の瞬間、私のところに別れを告げに来てほしい。手のひらに載せてお見送りできたらいいのになって。

ボリジ

ムラサキ科ルリヂシャ属。別名・ルリヂシャ(NHKではルリジサと紹介)。

◆草丈:30~100センチ
◆一年草
◆耐寒性:強い/耐暑性:やや弱い
◆花期:4月中旬~7月

青い星形の花が印象的な一年草です。白い毛に覆われた葉や茎には、キュウリのような香りがある。丈夫で寒さには比較的強く、冬はロゼットの状態で過ごす。こぼれダネでよく増え、初夏に咲いた花のタネが発芽して、その年の秋に開花することもある。(「みんなの趣味の園芸」より一部抜粋)

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