ガーデニング

コロラドトウヒ ホプシー

数年前から憧れていたホプシーをようやく手に入れました。

ホプシーはマツ科のトウヒの一種で、北アメリカ原産。白みを帯びたブルーの葉が美しい針葉樹です。
クリスマスツリーのようなイメージがありますが、もみの木とは種類が違うのですね。
園芸店では普通に1万円以上で売られており、大きな樹になると20万円くらいするという非常な高級品。でも、ようやくAmazonで安いものを見つけたので購入に至りました。

安かったのでもっと小さいかと思っていたら、大きくて驚きました。これなら1万円や2万円で売られてもおかしくないという印象でした。
でも、メインの幹がくねっと曲がっているのが難点でした。支柱を立て、少しずつ矯正していくしかないですね。

素焼き鉢に植え替えました。
枝がまばらで幹も真っ直ぐではないのでなんかパッとしないけど、年数が経てばそれなりになるのかな。
3月になったら左下の突き出た枝は剪定しようと思ってます。

プンゲンストウヒ ホプシー

◆原産:北アメリカ
◆科:マツ(Pinaceae)
◆属:トウヒ/スプルース(Picea)
◆種:コロラドトウヒ(pungens)
◆別名:プンゲンストウヒ/コロラド・トウヒ/ピセアプンゲンスホプシー
◆品種:ホプシー(Picea Pungens ‘Hoopsii’)
◆開花時期:4月~5月
◆分類:常緑高木/針葉樹
◆樹丈:50メートルほど
◆耐寒性:強い
◆耐暑性:弱い


【育て方まとめ】
 冷涼な気候を好み、暑さには弱い。寒冷地向きで、暖かい地域では栽培が困難。
 置き場所は日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所。高温多湿は嫌うので真夏は木陰などの涼しい半日陰に置く。寒さには強い。
 ドイツトウヒと比べると成長は遅めで、一年で10センチほどしか伸びない。
 ゆっくりとだが地植えにすればそれなりに大きくなるので広いスペースが必要。

 水やりは乾いたらたっぷりと。真夏日や初秋に水切れを起こすと枯れてしまうことがあるので注意する。
 春先に緩効性肥料を施す。

 樹形はやや乱れやすく、自然ときれいな円錐形になるわけではない。樹形を美しい円錐形に保ちたい場合は剪定が必要だが、成長がゆっくりなので剪定は軽めに。3月ごろに乱れた枝があれば軽く剪定する。

 大きくしたくない場合は、自分が考える理想の大きさになった時点で天辺の枝を切ってそれ以上伸びないようにする。切った後に脇枝が伸びてきて、それが大きくなりすぎたら、またそれを切る。

理想は左の画像のような樹形だけど、難しそうだなぁ。
クッソ暑い(失礼;)真夏に枯らさないよう、梅雨シーズンから盛夏にかけて丁寧に育てなくては。
(画像は「めっちゃきれいだけどメッチャお値段の高いコロラドトウヒ ホプシーの話」より引用)

2023年4月17日

 新芽が出るのは3月、と思っていたのに出てこなくて、まだかなーと思っていたら、脱皮するかのようにスルッと出てきたので驚きました。
 松ぼっくりだと思っていた茶色のは「実」ではなく、新芽を包んでいたカバーだった模様。

 ↓これが新芽のカバー。剥けかかっているものは手でスルッと剥けます。面白くてついつい剥きたくなってしまいます。新しい芽は少しパウダーっぽい感じで、とても美しい緑色です。

2023年5月5日

 新芽が伸びて、さらに美しさが際立ってきました。
 どなたかのブログに新芽の色が美しいと書かれていましたが、「こういうことだったのか! なんて美しいんだ!」と、めっちゃ感動しました。
 なんと表現したらいいのかわからないけど、パウダーがかかったようなスモーキーな葉色がたまりません。

 植えたばかりのなんだか映えない頃とはずいいぶん印象が違いますね。
 庭の中でもひときわ目立つ、印象深い木となりました。

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