ガーデニング

ジギタリス

 イギリスの庭と言えば、バラ、デルフィニウム、そしてジギタリス。イングリッシュガーデンでは欠かせない定番アイテムです。イングリッシュガーデンの番組を観るたび、風にそよぐ優雅なジギタリスを我が家でも咲かせたい・・・でも、うちの庭は狭くて植える場所がないと諦めてきました。
 ところが今年たまたま庭を拡張する機会に恵まれ、それに伴い長年荷物置き場と化していた出窓下の花壇を整備したことでジギタリスを植えることができました。

 この花壇(左の写真)は朝8時くらいに日が当たり始めて11時過ぎには陰ってしまうため、日照時間は足りるのかという心配はありました。でも、ジギタリスは「日当たり~半日陰」が適しているということで、どうやら大丈夫のようです。

 左側の小さいジギタリスは「パンサー」というハイブリッド種です。
 草丈が50~60センチほどの矮性。従来のジギタリスと違って夏の暑さに強く、秋にまた咲いて11月くらいまで次々と花が楽しめ、寒冷地でも宿根し、翌春にはさらに多くの花を咲かせるそうです。
 一方、右側の大きい方は「エレガント」という品種で、どうやら日本の酷暑では夏越しできず枯れてしまうようです。秋に種まきし、越冬させて春に咲かせ、夏に枯れるという二年草扱い。
 一方パンサーは耐暑性・耐寒性に優れた多年草で、ずっと育て続けられる。それならば、もうパンサーでいいじゃない。エレガントが枯れたら、その後はパンサーを植えよう・・・と最初は思いました。

 しかし、パンサーは穂先の花が咲き進むにつれて下の花が次々と落ちてしまうという欠点がありました。脇芽の花が次々と上がってきて、それが空いたスペースを補ってくれそうな感じがしますし、年数を経て大株になれば花を落下させず保てるようになるかもしれません。しばらくは様子見です。

 ジギタリスは見れば見るほど可愛い花で、よく見ると花の入り口に透明感のある毛が生えています。まるで昆虫がここに足を置いて奥の蜜を吸うのに滑らないように・・・という気配りのよう。
 夜、懐中電灯をあてて見てみると、この毛が光を反射してとても綺麗なんです。
 ジギタリス、今までどうして植えなかったんだろうというくらい可愛いくて素敵なジギタリス。今後も増やしていこうと考えています。

5月8日追記

 パンサーの花柄に種ができているように見えたので、ハサミでカットしました。パンサーはF1種なので種はできないと思っていたし、実際タキイのホームページにも「不稔」、つまり受粉してもタネができないと書いてあります。
 ちょっと興味深いので、次は花柄をカットせず採種・種まきに挑戦してみようと思います。
 ただ、形や性質の異なる種類の間で交配をして作られたF1種のため、親と同じものにはならないと思われます。

関連記事

  1. ミツバチを看取る
  2. シェエラザード開花
  3. 青系バラ “リラ”
  4. ローブ・ア・ラ・フランセーズ開花
  5. ミツバチがやってきた
  6. ローズ・ポンパドゥール
  7. 八重咲きアネモネ ‘アンアリス’
  8. モンクゥール開花

カテゴリー記事一覧

  1. 岳温泉

アーカイブ

PAGE TOP