ガーデニング

ローブ・ア・ラ・フランセーズ開花

5月9日

 バラ育種家・河本純子氏作出のローブ・ア・ラ・フランセーズ。訳すと「フランス人のローブ」でしょうか。いかにも優雅でエレガントな花を咲かせてくれます。
 色もクラシックな雰囲気で、なんでもヴィクトリアンピンクというんだそうです。

ローブ・ア・ラ・フランセーズ

〈河本バラ園HPより〉
 クラシックな雰囲気漂う、ヴィクトリアンピンクのショートクライマー。カップ咲きからロゼット咲きとなり、開いてくると花の中心からブラウンがかった美しいピンクをのぞかせる。それはまるで華麗で優美な中世貴族のドレスのよう。ポンパドゥール婦人のドレスのイメージから「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」と命名。花つき良く、花持ちも良い。
 耐病性強く、ショートもよく出るのでラティスやフェンスにも向く。
 仕立て方によっては、アーチやオベリスクでも楽しめる。

 ここでもポンパドゥールの名が登場。しかし、「婦人」ではなく「夫人」が正しい表記ですね。できれば「ポンパドゥール侯爵夫人」と書いてほしかったです。

 昨年、楽天で購入した大苗をオベリスク仕立てにしたものですが、花付きがイマイチです。剪定と誘引に問題あり。来シーズンに向けて改善の余地がたくさんありそうですが、初めてオベリスクってものに挑戦したので、なぁこんなもんかなと思います。来年はもっとうまくやってみます。

 アップにするといかにも綺麗で、かなり見ごたえがあるバラです。

 このローブ・ア・ラ・フランセーズ、黒星病を発症しやすいように思います。芽が動き出した時と、その後3回くらい殺菌剤(マイローズ⇒サルバトーレ⇒マイローズのローテーション)を散布しましたが、わずかですが発病しました。

 匂いはほとんど香らず、あえて言うなら「ほんのり、草の香り」。花持ちは大変良くてなかなか散らず(香りの強さと花持ちは相関関係があります)、茶色っぽくなってきた風情もアンティークな感じで素晴らしいです。

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